タカラヅカ スカイステージの視聴方法はこちら

宝塚歌劇の殿堂を割引で見るには?所要時間と外せない殿堂の写真スポット

宝塚歌劇の殿堂

宝塚歌劇の殿堂はヅカファンにとってはまさに聖地!大劇場を訪れたらぜひ行きたい場所のひとつです。

スカイステージでは『Dresstyle』の撮影に使われているので、番組を見て気になっている方もいるのではないでしょうか。

殿堂の場所、割引チケット、再入場など基本的なことはもちろん、所要時間、写真スポットなど楽しみ方についても書いています。また殿堂入りしたタカラジェンヌ、スタッフリストも載せています。

目次

宝塚歌劇の殿堂、行く前にチェックしたい基本情報

宝塚歌劇の殿堂は宝塚歌劇100周年を記念して2014年4月に宝塚大劇場内にオープン。

宝塚歌劇の殿堂、場所はどこ?

殿堂の場所は宝塚大劇場の2F、3Fです。キャトルレーヴの入口横にあるエレベーターで2Fへ上がると殿堂の入口があります。

キャトルレーヴ横のエレベーターで2Fへ
キャトルレーヴ横のエレベーターで2Fへ

エレベーターを降りると、こんな装飾がお出迎え。

2Fへ上がると殿堂の入口があります
2Fへ上がると殿堂の入口があります

フロアごとに展示内容がわかれています

殿堂はフロアごとに展示内容がわかれていて

2F 殿堂ゾーン
3F 企画展ゾーン、現在の宝塚歌劇ゾーン となっています。

宝塚歌劇の殿堂、入場料と営業時間

入場料

500円(税込)

※チケットの販売は閉館の15分前まで。   

入館料は500円です
入館料は500円です

営業時間

殿堂の営業時間は公演回数によって異なります。宝塚大劇場の休演日はお休みです。

1回公演時 10:00~17:00
2回公演時 9:30~17:00

最終入館は16:45です。

チケットはどこで買えばいい?

殿堂の入館チケットは、殿堂の入口にある受付で購入します。大劇場のチケットカウンターではありませんので気をつけてください。

入館料は500円で小学生からチケットが必要です。

Sポイントも付きますので、ポイントをためている方はカードを提示しましょう。

チケットは入口にある受付で
チケットは入口にある受付で

殿堂を見るのに整理券は必要?

整理券は配布していません。ふらっと行っても混んでいなければスムーズに入れます。混雑時は並ぶこともあります。

公演チケットがなくても入れます

殿堂の入館料は公演とは別です。なので大劇場公演のチケットがなくても入れます。

当日に限り再入場できます

殿堂の入口は2Fで、出口は3Fです。3Fへ上がると2Fに戻ることはできません。

でも受付で入館券を見せると当日に限り1回再入場できます。チケットの裏面に日付印が押されますよ。

歌劇の殿堂は、当日に限り1回再入場できます
歌劇の殿堂は、当日に限り1回再入場できます

割引チケットの入手方法

宝塚歌劇の殿堂を割引でお得に見学する方法はいくつかあります。チケットは通常料金(赤)、割引料金(青)の2種類あります。

宝塚歌劇の殿堂、チケットとパンフレット
宝塚歌劇の殿堂、チケットとパンフレット

宝塚友の会会員は50%割引

友の会会員は会員証1枚につき2名まで半額の250円に!この特典はジュニア会員でも使えます。2025年4月中旬から公式アプリ「宝塚歌劇Pocket」のクーポンにリニューアルされます。

公演チケットで割引はありません

大劇場公演のチケットがあっても割引にはなりません。入館料がかかります。

貸切公演は割引チケットが付いていることも

貸切公演は半額になるチケットが付いていることがあります。

阪急阪神ホールディングス株主優待で無料に

阪急阪神ホールディングスの株主優待として、殿堂の入館引換券を含むグループ優待券が送られてきます。(3月末、9月末時点で100株以上所有が条件)

宝塚歌劇の殿堂を見る所要時間はどのくらい?

すでにお伝えしたように、宝塚歌劇の殿堂は2Fが殿堂ゾーン、3Fが企画展・現在の宝塚歌劇ゾーンという構成になっています。

全部しっかり見ようと思ったら、1時間~1時間半は時間をとってください。2Fはあまり展示替えがないので、時間がないなら公演ごとに展示が変わる3Fを中心に見た方がいいです。

3Fでは映像コーナー(10~20分程度)がある展示もありますので、映像も見るなら余裕をもった予定を立ててくださいね。

観劇と合わせたタイパがいい見学プラン

大劇場の上演時間をもとに、私の経験もプラスして混雑予想表を作ってみました。観劇前後に行かれる方が多いので2回公演の入替時(14時~15時半)はとくに混むことが予想されます。

宝塚歌劇の殿堂、混雑予想時間
宝塚歌劇の殿堂、混雑予想時間

また映像コーナーがある展示は、上映中はみなさん舞台映像に釘付けになっています。終わると一気に展示へ流れてくるので混雑する印象があります。

ゆっくりできるなら大劇場で公演中に行くとたいてい空いています。13時公演(1回公演)、11時公演(2回公演)の上演中がねらい目です。

公演の休憩時間に見るという方法も

私は過去に大劇場公演の休憩時間30分を使って殿堂に入ってみたことがあります。2Fはサラッと、3Fは思いのほかしっかり見られましたが、映像コーナーはチラ見程度しかできませんでした。

そして開演5分前のベルで焦って客席へダッシュする、という感じでした。館内は空いていたので、見たいポイントだけゆっくり見るなら休憩時間はオススメです。休憩時間はトイレで終わってしまうこともあるので、殿堂も見学したらめちゃ充実感はあります。

2F:殿堂ゾーンの展示内容と見どころ

ここからは歌劇の殿堂をフロアごとにご紹介します。

2Fは宝塚歌劇の発展に貢献した方々の功績を紹介する殿堂ゾーンです。卒業生67名、スタッフ38名の個人ブースがあり、手形やゆかりの品が展示されています。

殿堂マップでブースをチェック

入口に個人ブースのマップがありますので、お目当ての方がいたら場所をチェックしてくださいね。2Fは写真撮影禁止です。

宝塚歌劇の殿堂パンフレット、殿堂ゾーンのマップ
宝塚歌劇の殿堂パンフレット、殿堂ゾーンのマップ

ゆかりの品はその方によってさまざま。
たとえば、初風諄さんがマリー・アントワネットを演じたときに使用された扇。
植田紳爾先生の『風と共に去りぬ』自筆原稿など、長年大切に保管されていた品が展示されています。

こちらはオープン当時のニュース映像。殿堂ゾーンも紹介されています。

歌劇の殿堂は一方通行です

それでは階段で3Fへ行きましょう。一度3Fへ行くと2Fには戻れませんので気をつけてください。この窓からの風景がいいんですよー。ぜひ外の景色を見てみてください。

エレベーターを使いたい方はスタッフさんに声をかけてくださいね。

歌劇の殿堂、2Fから3Fへの階段
歌劇の殿堂、2Fから3Fへの階段

3F:企画展ゾーン、現在の宝塚歌劇ゾーンの見どころ

3Fはふたつのゾーンに分かれています。3Fは写真撮影OK(映像コーナーのぞく)、動画撮影にはNGです。スマホ片手に楽しみましょう!

企画展ゾーン

年に数回テーマを設定して展示されています。宝塚歌劇の歴史、退団するトップスターの特集、海外公演の紹介などテーマはさまざまです。展示に関連した映像が上映されることも。

第14回企画展『エリザベート』
第14回企画展『エリザベート』

第14回企画展『エリザベート』のレポートはこちらに書いています。またエリザベート観たいです~!

現在の宝塚歌劇ゾーン

大劇場で上演中の組展示がされています。最近の公演で使った衣装・小道具を近くでじっくり見られます。

どれもすごく作り込まれていて、客席からはわからない細かなところまで見られるので楽しめます。

宝塚歌劇110周年には節目を祝う各組トップスターのサインが展示されていました。

110周年には各組トップスターのサインが
110周年には各組トップスターのサインが

見逃せない殿堂の写真スポット

宝塚歌劇の殿堂で写真を撮るならここ!おすすめ写真スポットをご紹介します。ぜひ殿堂でしか撮れない写真をスマホに保存して帰りましょう。

大羽根&シャンシャンでフィナーレ体験

これまではレプリカの羽根を背負ったり、羽根扇を持ったりして記念撮影ができましたが、110周年の昨年から大羽根にグレードアップ!

大羽根の前に立って撮影すると、まるで背負っているかのような写真に。組カラーのシャンシャンも用意されていますよ。

フィナーレの大羽根体験コーナー
フィナーレの大羽根体験コーナー

以前は公演で使用されたシャンシャンを持って撮影できて、ライトはこうなってるんだ~とか楽しかったのですが、落下して破損してしまったらしく…展示のみになってしまいました。

各組の前任トップスターの手形も

各組の前任トップスターの手形も展示されています。

各組の前任トップスターの手形
各組の前任トップスターの手形

2Fの手形は触れませんが、3Fの手形は指輪などアクセサリーをはずせば、さわってもOK!ご自分の手を重ねて写真を撮っても大丈夫です。

こちらは元花組トップスター柚香光さんの手形。れいちゃん指が長くて驚きです!

柚香光さんの手形と一緒に写真撮影
柚香光さんの手形と一緒に写真撮影

トップスターと一緒に

展示によってはトップスターのパネル、タペストリーなどが飾られていることがあります。

『はいからさんが通る』少尉の特大パネル
『はいからさんが通る』少尉の特大パネル

殿堂入りタカラジェンヌとスタッフのリスト(2025年現在)

宝塚歌劇の殿堂ゾーンで紹介されているタカラジェンヌとスタッフのリストです。宝塚歌劇100周年に殿堂がオープンした当時は100人でしたが、現在は105人に増えています。

殿堂入りされたタカラジェンヌ

殿堂入りしている宝塚歌劇団の卒業生は67人です。

スクロールできます
高峰 妙子
1913-1927
雲井 浪子
1913-1919
天津 乙女
1918-1980
門田 芦子
1919-1938
奈良 美也子
1919-1939
雲野 かよ子
1921-1942
小夜 福子
1921-1942
初音 麗子
1925-1945
草笛 美子
1927-1940
佐保 美代子
1928-1944
葦原 邦子
1929-1939
春日野 八千代
1929-2012
冨士野 高嶺
1929-1972
神代 錦
1930-1989
園井 惠子
1930-1942
久美 京子
1931-1940
打吹 美砂
1932-1972
轟 夕起子
1932-1937
美吉 左久子
1933-1979
天城 月江
1935-1978
沖 ゆき子
1936-1981
深緑 夏代
1936-1955
淡路 通子
1938-1984
大路 三千緒
1939-1980
乙羽 信子
1939-1950
越路 吹雪
1939-1951
月丘 夢路
1939-1943
淡島 千景
1941-1950
久慈 あさみ
1941-1950
南 悠子
1941-1971
故里 明美
1942-1959
宮城野 由美子
1943-1951
明石 照子
1946-1962
新珠 三千代
1946-1955
八千草 薫
1947-1957
淀 かほる
1947-1966
寿美 花代
1948-1963
有馬 稲子
1949-1953
鳳 八千代
1950-1958
星空 ひかる
1951-1965
朝丘 雪路
1952-1955
真帆 志ぶき
1952-1975
麻鳥 千穂
1953-1970
那智 わたる
1953-1968
浜 木綿子
1953-1961
藤里 美保
1953-1964
内重 のぼる
1954-1967
扇 千景
1954-1957
加茂 さくら
1955-1971
葉山 三千子
1957-1996
松本 悠里
1957-
上月 晃
1960-1970
甲 にしき
1960-1974
古城 都
1960-1973
初風 諄
1961-1976
榛名 由梨
1963-1988
鳳 蘭
1964-1979
汀 夏子
1964-1980
安奈 淳
1965-1978
瀬戸内 美八
1966-1983
松 あきら
1966-1982
麻実 れい
1970-1985
峰 さを理
1972-1987
大地 真央
1973-1985
大浦 みずき
1974-1991
剣 幸
1974-1990
遥 くらら
1974-1984
※敬称略、下段は在籍年数

殿堂入りされたスタッフ

殿堂入りしているスタッフは38人です。

スクロールできます
小林 一三
創設者
小林 米三
理事長
小林 公平
理事長
吉岡 重三郎
理事長
引田 一郎
理事長
白井 鐵造
理事長・演出
植田 紳爾
理事長・演出
久松 一聲
理事・演出
岸田 辰彌
理事・演出
水田 茂
理事・演出・振付
高木 史朗
理事・演出
内海 重典
理事・演出
渡辺 武雄
理事・演出・振付
横澤 英雄
理事・演出
鴨川 清作
理事・演出
小原 弘稔
理事・演出
柴田 侑宏
理事・演出
酒井 澄夫
理事・演出
岡田 敬二
理事・演出
草野 旦
理事・演出
三木 章雄
理事・演出
楳茂都 陸平
演出・振付
坪内 士行
演出
河崎 一朗
理事・作曲
高橋 廉
理事・作曲
入江 薫
理事・作曲
中元 清純
理事・作曲
寺田 瀧雄
理事・作曲
吉崎 憲治
理事・作曲
喜多 弘
振付
羽山 紀代美
理事・振付
アキコ・カンダ
振付
石濱 日出雄
装置
渡辺 正男
装置
大橋 泰弘
装置
小西 松茂
衣装
静間 潮太郎
衣装
任田 幾英
衣装
※敬称略

宝塚歌劇の殿堂の楽しみ方まとめ

宝塚歌劇の殿堂について簡単にまとめます。

  1. 宝塚歌劇の殿堂は大劇場2F、3Fにある
  2. 入館料は500円で当日なら再入場できる
  3. 友の会会員は割引がある(2025年4月中旬から「宝塚歌劇Pocket」のクーポンにリニューアル予定)
  4. 2Fは殿堂入りした方々の展示、3Fは現在の宝塚歌劇の展示
  5. 3Fは写真撮影OK、動画はNG

宝塚大劇場へ行ったら、ぜひ歌劇の殿堂もあわせて楽しんでくださいね!

宝塚歌劇の殿堂

営業時間:1回公演時 10:00~17:00、2回公演時 9:30~17:00
料金:500円(税込、小学生から有料)
休館日:宝塚大劇場 休演日
電話番号:0570-00-5100(10:00~18:00/月曜定休)
公式サイト:宝塚歌劇の殿堂

目次